株式会社宮城水産は新鮮な鮪・伊勢海老・かんぱちなど豊富に魚介類を取り揃えています。

 

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お魚豆知識

     

◼︎ アジ類

 鯵とはぜんごと呼ばれるかたいとげのある鱗(うろこ)が側線部に発達する。暖流にのって日本周辺沿岸に広く回遊するが、北海道には少ない。
日本近海には20種ほど分布するが、多獲されるのはマアジ、ムロアジ類。
まき網、定置網、底曳網、釣りなどでとられる。
◆シマアジ  体高がやや高く、体側の中央を1本の金色の線が走る。全長1mに 達する。
◆マアジ  全長40cmに達する。クロアジと呼ばれる沖合い回避群のほかに、キ アジと呼ばれる瀬つき群もある。
◆ムロアジ  マアジよりも体の断面が丸く、背びれ、しりびれの後に一つずつ小離ひ れを持つ。全長は30cmに達する。

 
     

◼︎ ブリ

 温帯性の回遊魚で日本各地の沿岸に見られ、定置網、釣りなどで漁獲。
産卵期は2~4月。全長1m位。出世魚で、太平洋側でワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ、日本海側でフクラギ(ツバス、ツバイソ)→イナダ(ヤズ)→ハマチ→ブリという順に、成長するに従い呼び名が変わる。富山湾の定置網でとる寒ブリは有名。流れ藻につくモジャコと呼ばれる稚魚をとって養殖するのが盛んになって今ではハマチといえば養殖ブリのことをさす。

 
     

◼︎ カツオ

 全世界の暖海に広く分布。日本近海には黒潮に乗って近づき、夏には北海道まで回遊する。
 典型的な紡錘形の魚で全長は1.2m位。胸の一部と側線部を除いて鱗がない。
 水深0~100mの間を10~20ノット(時速19~37km)で泳ぐ。
 生きたカタクチイワシをまき餌にし、散水しながら擬餌針で釣る一本釣
りは豪快。

 

   

◼︎ ヒラメ

 平たい長円形の体で左側に眼がある。西日本でオオグチカレイといわれるように口が大きい。各地の沿岸に分布。昼間は砂底中に目だけ出して潜り、夜活動し餌の魚を食べる。産卵期は日本の南部では1~3月、北部では4~6月で、20~40cmの浅海に来る。全長は80cmを越え、刺し網、底曳網、釣りなどでとる。

 
     

◼︎ サバ

 日本各地の沿岸に生息する、体が多少平たいマサバと、南方系で中部
以南に見られ、体の横断面が円形に近く、体側下方に黒点が多数散在す
るゴマサバの混称。どちらも産卵期は春から初夏で、45cm位になる回
遊魚。かつては100万トンを超す漁獲があったが、近年は80~70万t
前後となっている。主にまき網でとる。

 

   

◼︎ メバル

 目がパッチリして飛び出しそうなことからこの名がある。生息する環境により体の色が黒っぽいものや、白っぽいもの、赤っぽいものがある。沿岸の藻場や岩礁域にすみ主に刺し網、延縄、釣りでとる。

 
     

◼︎ シログチ

 正式にはイシモチまたはシログチ。うきぶくろを使ってグーグーという音を出す。
 南方系で北限は松島湾付近。水深40~80mの砂泥底にすむが、幼魚は内湾に多い。
 産卵期は5~8月。全長50cmを超すが30cm位のものが多い.底曳網で大量にとられる。

 

     

◼︎ イワシ類

 鰯とはマイワシ、ウルメイワシ、カタクチイワシの総称。プランクトンを食べ、群をなして回遊。主にまき網でとる。日本各地に分布するが、もっとも南方系のウルメイワシは南日本に多く、分布は東北まで。イワシ類(主にカタクチ)の幼魚がシラスで、曳網でとられる。
◆ マイワシ
 体側に黒点が並ぶことからナナツボシともいわれる。全長25cm位に達するが、大きさによって大羽(おおば)、中羽(ちゅうば)などと呼び分ける。
◆ウルメイワシ
 体の側面が円形に近い。外洋性で産卵期だけ内湾に入る。旬に目がうるんだようになる。30cm位の型が多い。
◆カタクチイワシ
 口が大きく、下あごが上あごより短い。全長25cmに達し、カツオ釣りの餌としても重要とされる。
◆キビナゴ
 南日本に多く分布し外洋性で4~8月に大群で接岸し海藻などに産卵。
ウルメイワシ科で全長10cm位。

 

 

 

 

◼︎ マグロ類

◆クロマグロ
 本マグロともいい、マグロの代表で全長3m、体重350kg以上になる
ものもある。
 全世界の温帯海域に広く分布する。夏には暖流に乗って北海道の南岸までやってきて、津軽海峡等で一本釣りで漁獲する肉質はマグロ類の中で最上級価格も最高値をつける。
◆キハダマグロ
 体は紡錘形で全長2m。体重200kgになる。名前の通りヒレの色が黄色いのが特長。
 夏から秋にかけて日本近海に回遊してくる。
◆メバチマグロ
 全長2m位になり、目が大きいことが特長で名前はここからきている。
熱帯性で南洋、ハワイ、インド洋に多く、国内では本州中部以南の太平洋側に分布し、マグロ類の中では漁獲量が最も多い。
◆ビンナガマグロ
 胸ビレが大変長く、通称「トンボ」ともいう。全長1m、体重25kgとマグロの中では小型。太平洋、大西洋の熱帯、温帯に分布し、6~7月には日本の沖合に回遊する。缶詰(ツナ缶)の原料になる。
◆ミナミマグロ
 形はクロマグロと似ており最大体長約2m。南半球の高緯度海域に生息している。味もクロマグロに似ている。インドマグロともいわれる。